現代思想としての西田幾多郎

講談社選書メチエ

藤田正勝

1998年9月10日

講談社

1,650円(税込)

人文・思想・社会

「近代の知」最大のアポリア、「二元論」。その難関を西田は、判断以前、主観-客観以前、「色を見、音を聞く刹那」を摘出することで、ラディカルに乗り越える。『善の研究』が創出し、生涯のキータームとなった「純粋経験」を中心に、西洋哲学の「脱構築」を目指した、西田「ポストモダン」哲学の全貌に迫る。

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