磐舟の光芒(下)

物部守屋と蘇我馬子

講談社文庫

黒岩重吾

1996年5月31日

講談社

641円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

馬子との緊迫したやりとりに疲れた守屋はやむにやまれぬ慕情を胸に矢鳴姫のもとを訪れる。守屋を愛してやまぬ矢鳴姫は、馬子と敏達大王の皇后である豊御食炊屋姫に追い詰められた守屋に最後までついていくことを誓う。風雲急を告げる大和の地に瘡の病が蔓延し、大王まで床に伏した。古代史小説の白眉。

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