東福門院和子の涙
講談社文庫
宮尾登美子
1996年9月15日
講談社
859円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
徳川二代将軍の娘和子は、史上初めて、武家から朝廷に嫁ぎ、「稀なる福運の姫君」と称えられた。戦国を毅然として生きた女性・お市の方の血を引いて、自らの苦悩は決して語らない女性であったが、宮廷の冷たい仕打ちは、中宮の紅絹の布が知っていた…。涙を秘めた慈愛の国母を描いて、深い感動をよぶ長編小説。
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