介子推

講談社文庫

宮城谷 昌光

1998年5月15日

講談社

924円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

山霊がつかわした青年、長身清眉の介推は、棒術の名手となって人喰い虎を倒した。やがて、晋の公子重耳に仕え、人知れず、恐るべき暗殺者から守り抜くが、重耳の覇業が完成したとき、忽然と姿を消した。名君の心の悪虎を倒すために……。後に、中国全土の人々から敬愛され神となった介子推を描く、傑作長編。(講談社文庫) 名君「重耳」に仕えた奇蹟の剣士を描く長編。晋の文公(重耳)は、如何にして春秋の覇者となり得たか? 貧窮放浪の公子重耳を、一身を捧げて守り通した介推の、主君を思うが故の見事な進退を語る感動の長編。 早春の怪 石氏の秘密 謎の老人 霊木の棒 離 散 先 軫 緜上の風 狐氏の邑 公子の臣 閹 楚 火の謎 樹陰の白刃 苦難の旅 希望の国 反 間 月下の影 ひらく道 西方の天 友の死 介 山  あとがき

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