朽ちた樹々の枝の下で

講談社文庫

真保裕一

1999年2月15日

講談社

963円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

妻を事故で失い札幌を離れ森林作業員となった男が、自衛隊演習場と隣接する夜明け前の森で救出した女性は、謎を残し病院から逃亡する。女性を捜し真実を突き止めることに己れの再起をかけ調査を始めた直後、落とし穴などの罠が仲間を襲う…。北海道を舞台に独り闘う男の葛藤と勇姿を描くサスペンス大作。

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3.1 2018年02月12日

舞台となるのは北海道は富良野。主人公の職業は森林作業員。事件には自衛隊が絡むとなれば、北海道の匂いがプンプンとする物語だ。北海道では営林署と自衛隊はそれだけ身近だと言うだけの話。 物語は主人公と女性との森林での奇妙な出会いから幕を開ける。そして彼女は失踪、物語がどこに進んで行くのか、着地点が全く見えないミステリー。ところが元自衛隊員による不発弾の不正流用、爆死事件が明らかになるに連れ、背後になにやら大がかりな陰謀の存在がちらつく。 一方、主人公の働く現場で不可解な事件が次々と起こる。調査に入る林野庁の役人が乗る車が林道に掘られた落とし穴に落ちたり、造林休憩所が何者かによって破壊されたり、作業員たちがスズメバチの大群に襲われたり。これらは、過激な自然保護団体の仕業なのか、それにしては極秘情報が事前に漏れている。つぎからつぎへと謎が生じる。その謎を追いながら、物語の中に引きずり込まれてしまう。

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