どちらかが彼女を殺した
講談社文庫
東野 圭吾
1999年5月31日
講談社
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。
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加賀恭一郎シリーズ第四弾
starstarstarstar 4.6 2018年08月25日
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今回のテーマは『有情』赤い指の『家族』かとも思った本作です。
結果から言うと犯人は本作中では明かされない。
マジか?嘘?
で、読み終える。最後に『推理の手引き』があるがそれでも犯人の名前は明かされてない。
読書歴の浅い私には初めてのパターンだったので脳死しました 笑
ネットで調べて納得!と、同時に自分の頭の使ってなさに少し凹む 笑
でも、面白い作品でした。
最終解説
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-konno/impressions/Higashino_34_ex.htm
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どちらが犯人?推理と手が止まらない
starstarstarstar 4.1 2021年12月21日
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タイトルの通り容疑者が二人いてどちらかが犯人です。
実際読んでいて犯人がどちらかわかるかと言うと正直難しいと思います。袋とじを見てなんとか理解できる程度だと思います。
それでもどちらが犯人だろうと予想しながら読み進めると面白くて手が止まりません。
また被害者の兄が先に犯人を特定して断罪するのかそれを加賀恭一郎が止めるのかというサスペンスもあるので読んでいる最中は終始ハラハラワクワクしていました。
読者の心を揺さぶってくる名作推理小説です。
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読者に任せる新しい推理小説!
starstarstar 3.8 2020年06月23日
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刑事の康正の妹和泉園子が自殺をする。
それが自殺なのか?他殺なのか?という話である。
最後は犯人を明かさないという変わった本である。読者に犯人を推理してもらうという一見変わった本である。
私も他人の考察を見て、やっと理解した。
決めては利き手である。
園子は箸や筆を使うときは右でそれ以外は左利きである。
本書の中に睡眠薬を飲むシーンがあるのだが、全て右利きの人によるものであった。そして、親友の佳代子が睡眠薬を飲むシーンがあったが、それは左ききによるむき方であった。
よって元恋人の佃によるものだとわかる。
考えないといけないので、頭を使うが、
面白いと思う。そして刑事の頭の良さに感心する。
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マスオ
犯人探し難しい。面白いけどね。
ふたりのどちらか、とわかっていながら読んだけど、読み終わってもわからなかった。 文庫本は、犯人考察の袋とじがあるが、それを読んでやっとわかった。 ミステリーを考える面白さを教えてくれる作品。
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