
どちらかが彼女を殺した
講談社文庫
東野 圭吾
1999年5月31日
講談社
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。
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読者に任せる新しい推理小説!
starstarstar 3.8 2020年06月23日
star
刑事の康正の妹和泉園子が自殺をする。
それが自殺なのか?他殺なのか?という話である。
最後は犯人を明かさないという変わった本である。読者に犯人を推理してもらうという一見変わった本である。
私も他人の考察を見て、やっと理解した。
決めては利き手である。
園子は箸や筆を使うときは右でそれ以外は左利きである。
本書の中に睡眠薬を飲むシーンがあるのだが、全て右利きの人によるものであった。そして、親友の佳代子が睡眠薬を飲むシーンがあったが、それは左ききによるむき方であった。
よって元恋人の佃によるものだとわかる。
考えないといけないので、頭を使うが、
面白いと思う。そして刑事の頭の良さに感心する。
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Readeeユーザー
加賀恭一郎シリーズ第四弾
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