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63歳で健康な人は、なぜ100歳まで元気なのか 人生に4回ある「新厄年」のサイエンス
講談社+α新書
板倉 弘重
2014年7月23日
講談社
968円(税込)
美容・暮らし・健康・料理 / 新書
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(無題)
高齢者の関心の第一はお金、次いで健康だそうです。僕は別に長生きしようとは思っていません。まあ、死ぬまで生きればいいんです。多くの人が思うように、死ぬまで元気でコロッと逝くのが一番ですね。ピンピンコロリ、これをPPKと言います。TTPではありませんよ、御同輩。男性の健康寿命が70歳だそうですが、僕もそろそろそんな年頃ですので気になります。やはりこんな本を見ると、つい読んでみたくなります。 平均寿命が80歳、健康寿命が70歳だとその差10年間は要介護状態ということになります。PPKは要介護状態をなくすことによって実現できるのですから、要介護状態になるリスクを取り去る努力が必要となります。それではどうして要介護状態になるのでしょうか。例えば脳梗塞の後遺症で身体が不自由になったり、認知症になったりということが考えられます。その他にも骨がもろくなったり、膝を痛めて車椅子生活を余儀なくされることもあるでしょう。糖尿病や心臓病も要介護になるリスクが極めて高い疾病です。認知症を除けば、これらの疾病の原因は生活習慣です。ですから、日頃の努力によってリスクを回避できるとも言えます。 著者は75万人のレセプト・データを分析し要介護状態になりやすい疾病を発症しやすい年齢を「新厄年」と名付けました。それは、男性の24歳、37歳、50歳、63歳、そして女性の25歳、39歳、52歳、63歳です。本書は新厄年に健康と生活習慣の棚卸を行って、100歳まで健康な生活を送るためのドクターのアドバイス集です。 そのアドバイスとは、バランスのとれた食事と適度な運動、そして休養をとることですから、特別なことは何もありませんね。なかでも、僕が改めて感じ入ったのは筋トレですね。筋肉量が健康寿命を左右すると言うのです。実はここ数ヶ月ジム通いをサボってまして、気にはなっていたんです。
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