私が彼を殺した

３人の犯人候補がいて、それぞれの視点から話が進んでいく。視点が次々に変わるなか、上手く話が進んでいき、その中にトリックも隠されており、凄いとしか言いようがないです。 自分では推理の手引きを読んでも真相が分からず、ネットで調べてやっとスッキリしました。 ただちょっと近親相姦はないなと感じましたし、それぞれの犯人の気持ちをもっと出してほしかったかなとは思いました。内容もトリックも凄かったですが、それぞれ気持ちは深く描写されていないため殺人を考えてしまう動機が弱く感じてしまいました。

非表示

自分なりの最後を想像できるのが面白いですが、とてもモヤモヤします。東野圭吾さんがどんな最後を作ったのかとても興味があります。 とりあえず主人公が最悪やなと思いました😅

非表示

読みやすくてどんどん進められたけど、もともと推理が苦手なのでよく分からないまま読み終えました。 読み終わった後に色んな人のネタバレとか見たけど、なんだかちょっとスッキリしないような·····。 最後の方の、「重要なことは、犯人が誰か、ではないのだ。」の美和子のくだりの意味もよく分からない。 唐突にそんな話が出てきたから実は美和子が犯人？って思ってしまったり。 それにしても穂高さん、身近な人何人もから死を願われるなんてどこで生き方間違っちゃったんだろう·····。

非表示

今回のテーマは『感情』 前作に続き犯人が明かされることなく終わるタイプです。 そして、犯人が早々に3人に絞られます。 今回のテーマの感情は本当にそうだなとおもいました。 溢れる感情、蓋をする感情、封じ込める感情、コントロールする感情、利用する感情、付け入る感情、そしてトラウマ。 被害者は本当にクズだと思う。 しかし、被害者がクズであればあるほど美和子が可愛そうで仕方ない。

非表示