ノルウェイの森（上）

登場人物の設定が全部重たくて、どこかとがってて好き 緑のショート・ケーキの話可愛くていいなって思った

下巻に行く前の感想 恋人、親友、家族の死により深く傷つき、喪の作業もできておらず、空虚感、自己不全感を抱えた人物たちの話。 主人公のわたなべは、葛藤を外界に放ち、多数の女性と性行為をして自己破壊的な行動にでている。 直子は、内面に押さえつけ、抑うつ気分、情動不安定となり、人里離れた療養所で治療をしている。 この二人がどういう結末を迎えるか、続きが気になる。 キザキや、直子の姉がなぜ自殺をしたのか、その真相も気になる。 キザキに関しては、気分障害が背景にあるわけではなさそうなので、どのような心因があったのか。恋人と親友がいたが、所属感の減弱、負担感の知覚を感じていたとしたら、家庭環境なのだろうか。 直子の姉は、何もかも卒なく一番になれた立場であった故に、光背効果によって、真の部分を誰も理解してくれなかった寂寥感と、父親の気分障害という生物学的な素因が絡み合ったのだろうか。 光背効果といえば、レイコもそうだろう。ピアノ一筋でそこで評価された故に、他の部分がなおざりとされてきたことによってピアノ以外の自分の存在意義といったアイデンティティの確立がうまく行っていなかったのだろう。 突撃隊は、拘りや独特のコミュニケーションなど高機能自閉症スペクトラム（アスペルガー症候群）で、大学生活に上手くいかなったのだろう。 純文学と大衆文学の中間という感じだろうか。文体も語彙も読みやすいが、独特な表現からは芸術性も感じる。 下巻にすごく期待。

下巻に行く前の感想 恋人、親友、家族の死により深く傷つき、喪の作業もできておらず、空虚感、自己不全感を抱えた人物たちの話。 主人公のわたなべは、葛藤を外界に放ち、多数の女性と性行為をして自己破壊的な行動にでている。 直子は、内面に押さえつけ、抑うつ気分、情動不安定となり、人里離れた療養所で治療をしている。 この二人がどういう結末を迎えるか、続きが気になる。 キザキや、直子の姉がなぜ自殺をしたのか、その真相も気になる。 キザキに関しては、気分障害が背景にあるわけではなさそうなので、どのような心因があったのか。恋人と親友がいたが、所属感の減弱、負担感の知覚を感じていたとしたら、家庭環境なのだろうか。 直子の姉は、何もかも卒なく一番になれた立場であった故に、光背効果によって、真の部分を誰も理解してくれなかった寂寥感と、父親の気分障害という生物学的な素因が絡み合ったのだろうか。 光背効果といえば、レイコもそうだろう。ピアノ一筋でそこで評価された故に、他の部分がなおざりとされてきたことによってピアノ以外の自分の存在意義といったアイデンティティの確立がうまく行っていなかったのだろう。 突撃隊は、拘りや独特のコミュニケーションなど高機能自閉症スペクトラム（アスペルガー症候群）で、大学生活に上手くいかなったのだろう。 純文学と大衆文学の中間という感じだろうか。文体も語彙も読みやすいが、独特な表現からは芸術性も感じる。 下巻にすごく期待。

予備知識なしに初めて読んだが、思っていたような感じではなくてビックリした。 下巻を読まないと。

可もなく不可もなく。

ショートケーキのところだけ読みたくて買ったけど、ちゃんと全部読むまでには時間がかかった。そのくだりだけでよかったから下巻買ってない。冒頭がむずかしい

村上春樹が好きだからこそ、これは違う