黒と茶の幻想(上)
講談社文庫
恩田 陸
2006年4月15日
講談社
858円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
太古の森をいだく島へー学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
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感想
学生時代の友人である男女4人がY島を旅しながら「美しい謎」について話す。4人の会話の内容が濃くて深くて、読んでいるだけで楽しめる。 上の語り手は利枝子と彰彦。利枝子は冷静で賢い女性。元彼・蒔生への未練と疑惑を漂わせながら、この旅が計画されたきっかけから旅の2日目までを語る。彰彦は、この旅の計画を立てた人物。ちょっと偏屈。姉との確執、高校の友人の死の謎を抱えて2日目の夜までを語る。 語り手が変わると、登場人物の印象が少しずつ変わってくる。人間関係や相性って不思議。 さてまだ謎は残っている。下巻へー!
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