新装版 命の器

講談社文庫

宮本 輝

2005年10月15日

講談社

693円(税込)

小説・エッセイ

私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。--清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集。 どんな人と出会うかは その人の命の器次第なのだ 私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。--清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集第2弾。 I 吹雪 父がくれたもの わが心の雪 大地 東京は嫌い 雨の日に思う かぐや姫の「神田川」 正月競馬 改札口 十冊の文庫本 精神の金庫 蟻のストマイ 命の器 馬を持つ夢 II 街の中の寺 私の愛した犬たち 「内なる女」と性 南紀の海岸線 貧しい口元 潮音風声 III アラマサヒト氏からの電報 成長しつづけた作家 坂上楠生さんの新しさ 「川」三部作を終えて 芥川賞と私 命の力 「泥の河」の風景 「泥の河」の映画化 小栗康平氏のこと 「道頓堀川」の映画化 私の「優駿」と東京優駿 「風の王」に魅せられて 錦繍の日々 あとがき 初出一覧

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