黒と茶の幻想(下)

講談社文庫

恩田 陸 / 川端 裕人

2006年4月15日

講談社

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

第三部 蒔生 第四部 節子

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starstarstarstarstar 5.0 2020年02月18日

3章の語り手は蒔生。何考えてるかわからない、無口なのに存在感があると周りから評される男。旅の3日目の朝から夜までを語る。ずっと漂っていた憂理の死の謎が、ここで明らかになる。と共に、蒔生の人でなしっぷりがわかる。でも憎めない。きっと3人もそうなんだろう。 4章の語り手は節子。ザ・リアリスト。4日目の朝から旅の終わりまでを語る。これまでの3人は「当事者」だけど、節子は「第三者」というポジションに見える。謎があらかた明らかになってからの節子の語りは、物語の締めにふさわしい気がした。 一気読みー!おもしろかった!

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4.5 2019年02月08日
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