厭魅の如き憑くもの

講談社文庫

三津田 信三

2009年3月31日

講談社

1,210円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続! 神々櫛(かがぐし)村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。 憑き物の恐怖 カカシ様の戦慄 連続する人死にの謎 戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続!神々櫛(かがぐし)村絵図、現場見取り図を追加、待望の文庫化! 神々櫛村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。 ※本書は2006年2月、原書房より単行本として刊行されました。 はじめに 神々櫛村絵図 壱 巫神堂 弐 上屋の奥座敷 参 隠居所 肆 邑寿川 伍 上屋の客間 陸 行き逢い筋 シチ 巫神堂 おわりに

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Readeeユーザー

ホラーとミステリーの融合がおもしろい!

starstarstarstar 4.0 2019年08月18日

私はホラーが苦手だけど、ミステリーでもあるこの本を読んでみたいという誘惑に負け、読みました。夜、一人で寝れるかなと心配しつつも、、、 しかし、実際読んでみると、内容にグイグイ引き込まれ、怖いというよりも続きが気になってページをめくる手が止まらない!という感じでした。 そして、多く語られる民族伝承・歴史・由来は魅力的なものが多く、厭魅などについてもっと知りたくなります。 また、刀城言耶さんの最後の推理は圧巻でした。二転三転する推理は贅沢だなぁと。 ホラーとミステリーがとても自然に融合されていて、どんどん引き込まれます。 あっと言う間に駆け抜けて、あのラスト。 やっぱりホラーなんだと、少しぞくりとします。

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