中原の虹 (2)
講談社文庫
浅田 次郎
2010年9月30日
講談社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
半世紀にわたり、落日の清王朝を一人で支えた西太后が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖や袁世凱は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳の溥儀。その悲壮な決意を前に、春児は、そして光緒帝はー。
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古今東西の本棚
(無題)
清朝末期を描く蒼穹の昴シリーズ中原の虹の第2巻。滅亡が迫る清朝末期、死期が近づいている西太后は、残酷な選択を迫られます。そして、清朝打倒の野望を抱く張作霖が満州の地で戦力を蓄えていきます。さて、西太后はどんな決断をくだすのでしょうか?
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