この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下

講談社文庫

白石 一文

2011年12月31日

講談社

770円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

カワバタは胃ガンであった。手術の直後から、数年前に死んだ息子が自分をどこかに導こうとする囁きが聞こえ出す。格差社会、DV、売春ーー思索はどこまでも広がり、深まり、それが死の準備などではなく、新たな生の発見へとつながってゆく。発表されるや各メディアから嵐のような絶賛を浴びた、衝撃の書。(講談社文庫) 胸に刺さる矢とは? 山周賞受賞の渾身作。カワバタは癌に侵されていた。大物政治家Nの追及も、行く手が幾重も阻まれ、恐ろしい罠にはめられてしまう。そんななかカワバタはある運命的な出会いをする。 不安 ミッチェル EVA もの思う巨人 障害者白書 繁殖生物 ショウダは煙草を吸わなかった 詩集 ジュンナの智恵 小さないのち 手紙 痴漢の顛末 白いワンピース 「必然? 何それ」 プランピー・ナッツ 異変 役員人事 クルーグマン クレバス 新村光治 さよならUSA 偽善者 素直な反射 千枚通し 本当のかあちゃん サルと人間 この胸に突き刺さる矢 真相 丘の頂にて 主要引用文献

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