タカイ×タカイ CRUCIFIXION
講談社文庫
森 博嗣
2012年3月31日
講談社
770円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
人気マジシャン・牧村亜佐美の邸宅で発見された他殺体。奇妙なことにそれは、高さ十五メートルのポールの上に「展示」されていたー。牧村に投資していた実業家から依頼を受け、調査に乗り出した探偵・鷹知、謎に惹かれた小川と真鍋、そして大学教員・西之園萌絵の推理が交差する。絶好調Xシリーズ第三弾。
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【タカイ×タカイ・・・なぜあんな高いところに?】
美大生の真鍋君、朝学校へ登校しようとしたところ、なぜか人だかりが・・・。講義もあるしいかなきゃ、人邪魔だなぁ・・・と思っていると、クラスメイトの女の子に呼び止められ、異様な物体を発見する。空高く背の高い細いポールの上に男性がのっかってじっとしているのだ。どうしたあんな高いところに??その場所は人気マジシャンの邸宅の敷地内。きっとマジックかどっきりかだろうと思っていたら、タカイタカイ細いポールの上で人が死んでいたのだ。串刺しになっているわけでもなく、ポールにちょこんとのっかっている感じ。良く見たらベルトがひっかかっているようだった。なぜあんな場所に死体があるのか。なぜあんな場所に死体を置く必要があったのか。そもそもどうやって死んでどうやってあそこへ????疑問だらけの真鍋君。バイト先の美術鑑定の先輩に話すと知り合いの探偵がそのことで調べているという。君はどう思う?二人で推理をしていると、当の探偵や、先輩の知り合いだという超絶美人でセレブな西之園萌絵さんも推理に参加。さてどうやって死体は高いポールの上にのっていたのでしょう?なぜ高いところにあげる必要があったのでしょう?素人のはちゃめちゃな推理やプロの論理的な推理や男女関係の無粋な推理などもまじったりと、色々な意見が交錯するので、自分も交じりたいなぁと思ってしまったりします。警察サイドのお話ではないので、犯人を捕まえないと!!という感じではなく、「ポールの謎の解明」に重きを置かれています。さて、トリックを見破るのは誰が先なのでしょう?
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