
すべて真夜中の恋人たち
講談社文庫
川上 未映子
2014年10月16日
講談社
814円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
全米批評家協会賞 小説部門 最終候補ノミネート! 「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。 わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであったーー。 芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。
みんなの評価(70)
starstarstar読みたい
167
未読
98
読書中
26
既読
615
未指定
431
書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (11)
繊細で美しい感性 親密な対人関係を築けない二人
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
繊細で美しい感性 親密な対人関係を築けない二人
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
(無題)
この作者のことをある人が手放しで天才と褒めちぎっていたので何か一作読んでみようと思い本屋さんで裏表紙をいくつか見てみた結果、自分から一番遠そうな作品にしてみようと思って恋愛小説のこれを手に取ってみた。タイトルからして何かスタイリッシュな作品なのかと思ったのだけど…主人公はフリーで校閲をやっている女性。凡そ世の中のことにあまり興味がなく日中は部屋に閉じこもって出版社から回ってくる現行の粗探し…というか校閲作業を行い仕事終わりには安酒をあおって眠るだけ、という毎日を送っている。その彼女がふとしたことから出会った男性に惹かれていき…という物語。主人公にほとんど共感できず出てくるエピソードも冴えないものばかり。しかもめんどくさい長台詞がけっこうな頻度で出てきたりで、どういう読者に向けてこういう作品を世に出しているんだろうとすら思ったのだが…それでも続きが気になって読み進めてしまい最後にはこういう展開!?となったのでやはり力のある作家なのだろう。なんだろう…ちっとも明るい話ではないのに読後感も悪くなくむしろ希望を感じた。そういう意味ではやはり天才なのかもしれない。機会があれば他の作品も読んでみようと思う。
全部を表示ー部を表示いいね0件
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
Readeeユーザー
(無題)
文章はきれい 内容はむずかしい 冬子、聖、三束さん、誰にも感情移入も共感もできなかった 交通事故のくだりも必要?って思ってしまった、いろいろと出来事が唐突に起こっている気がした
全部を表示
いいね1件