究極の身体

講談社+α文庫

高岡 英夫

2009年8月21日

講談社

968円(税込)

ホビー・スポーツ・美術 / 文庫

「ゆる体操」の創始者であり、武道と現代スポーツの双方に通じ、日本古来の身体の動かし方の神秘を実践と体験を通じて研究してきた著者の身体論、待望の文庫化。豊富な図解で、真の人体のすばらしさ、可能性がわかる。上下左右に動く魚類の脊椎、獲物を狙う猛獣の四肢を取り戻す。読むそばから身体の動きが変わってくる。自分の身体への希望が湧いてくる本。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstar
star
2.1

読みたい

0

未読

1

読書中

0

既読

4

未指定

27

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

(無題)

starstar
star
2.1 2018年01月28日

私は時速6.5キロで20分間のウォーキングを日課としている。胸を張り、真っ直ぐ前方を見て、腕を前後に大きく振り、体幹を使ったウォーキングでないと、これだけのスピードは維持できない。また、楊式太極拳では、始めに立禅(座って行うのが坐禅、立って行うのが立禅)で調息、調身、調心を行う。この時の姿勢が著者のいう「真っ直ぐ立つ」を指すのではないかと密かに思っている。 著者によると、トップアスリートは皆、骨でたって、ゆらゆらしながらすーっと立っているのだそうだ。直立したときに、天から地球の中心まで貫いている上下の意識のラインというのがあるそうだ。これを体軸・正中線とよぶ。古来、 「正中線」は玄妙不可思議な存在で「あるけどない、ないけどある 」という得体の知れないものだが、著者はそれを「意識」とし、その意識には形があるとする。そしてその意識は究極の身体を持っているほど強くはっきりとした形を成して形成されているという 。 本書は「ゆる体操」の創始者であり、武道と現代スポーツの双方に通じ、日本古来の身体の動かし方の神秘を実践と体験を通じて研究をしてきた著者の身体論である。非常に高度化されたパフォーマンスを日常的に見ることができる現代にあって、人類の究極の身体運動及び身体の姿を解明しようとする試みである。 人類が誕生するまでには、進化の過程で魚類や四足動物の段階を経てきている。その身体構造を利用して四足動物や魚類の運動を具現化することができる肉体を作り出すことを目的とする。人間の作り出した文化は、栓ずるところは身体運動から発している。したがって身体運動を極めれば、現在の閉塞感すらも打破できる、と著者は本書で述べている。 さてはて、身体運動によってこのような著者の結論を体感出来るようになるには、生半可な鍛錬では無理だなと思った次第である。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください