南シナ海が“中国海”になる日 中国海洋覇権の野望

講談社+α文庫

ロバート.D・カプラン / 奥山 真司

2016年1月21日

講談社

1,012円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

南シナ海は、海底資源もさることながらインド洋と東シナ海、日本海を結ぶ世界経済の大動脈。海洋大国をめざす中国が、南シナ海の覇権を奪取しようとして、周辺諸国と一触即発になっている。影のCIA「ストラトフォー」地政学アナリストのロバート・カプランが、周辺国を歩いてつぶさに観察し、現地の学者や政治家に取材して、今後の南シナ海情勢を予測する。 米中衝突は不可避となった! “赤い中国”による新帝国主義的覇権主義の危険なゲームが始まる。 海底資源が豊富で、インド洋と東シナ海、日本海を結ぶ世界経済の大動脈・南シナ海。海洋大国をめざす中国は南シナ海の覇権奪取を目論み、周辺諸国と一触即発の状態になっている。 すでに国力の貧弱なフィリピンは完全に見下され、スプラトリー諸島を戦火を交えることなく中国に奪われた。 だが、南シナ海周辺諸国には経済力のあるシンガポールや台湾、マレーシア、中国を恐れぬ国ベトナムなど強敵がひしめいている。 “影のCIA”とも噂される民間情報機関「ストラトフォー」の地政学アナリストのロバート・D・カプランが、周辺国を歩いてつぶさに観察し、現地の学者や政治家に取材して、今後の南シナ海情勢を予測する。 危険な中国の野望とアジアの将来。 マーティン・デンプシー米統合参謀本部議長絶賛! プロローグ チャンパ遺跡で考えたこと 第1章  人道・平和主義者のジレンマ 第2章  中国のカリブ海 第3章  ベトナムの行く末 第4章  文明入り混じるマレーシア 第5章  「よい独裁者」がいる都市国家シンガポール 第6章  植民地時代の重荷に苦しむフィリピン 第7章  アジアのベルリン・台湾 第8章  北京の思惑 エピローグ ボルネオ島のスラム街

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