野心のすすめ

講談社現代新書

林 真理子

2013年4月18日

講談社

990円(税込)

小説・エッセイ / 新書

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、なぜ強い野心を持つ人間になったのか。全敗した就職試験、どん底時代を経ての鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。 「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」 ーー無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。 「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、 やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。 中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、 なぜ強い野心を持つ人間になったのか。 全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、 『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、 野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <目次> 第一章  野心が足りない 屈辱感は野心の入り口/無知の知/「テクノルック」で糸井さんに突撃/ 若い作家が消えてしまう理由/「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」  ほか 第二章 野心のモチベーション 友人同士の「タイタニック」格差/ファーストクラス入門/ 自分に投資すると「人気」がついてくる/野心と強運の不思議な関係 ほか 第三章 野心の履歴書 不採用通知の束を宝物に/「新規まき直し」作戦/ 小さな成功体験を大切にする/「マイジャー」ではなく「メジャー」/ カリスマ編集者・見城徹氏の登場/スランプーー霧の中の十年 ほか 第四章 野心と女の一生 ママチャリの罪/“絶対安全専業主婦”の存在/オス度の高い男性ほど美しいメスを選ぶ/ 自己完結の「美魔女」、美人の有効利用「女子アナ」/女性経営者の野心のバネは「悔しさ」/ 働く女性がウサギからトラへと変わる時/いま振り返る「アグネス論争」 ほか 第五章 野心の幸福論 欲望の「大食漢」/「妄想力」が野心のバネになる/「止まっている不幸」の恐ろしさ/ 野心の日常的な心得とは/野心という山登り

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ケムケム

林真理子の軌跡 

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4.1 2022年10月16日

 林真理子と見城徹の共著「過剰な二人」の中で言及されていた本書を購入。  確かに10年近く前に本屋で見かけた。その時は、「へえ、新書を出したんだ。」とは思ったが、読みはしなかった。  しかし、読んで深く後悔した。「なぜあの時買って読まなかったのか。もっと早く読んでいれば…。」45万部も売れたのは納得である。  野心を持つことの大切さ。しかし、努力も必要。男社会での世渡りのコツ、結婚と子育てのことなど、様々綴られている。昭和生まれで、バブルからその後の日本の低迷期を生きた女性なら共感できる部分が多いのではないだろうか。  多くの女性に読んでほしい。

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