
ウルトラマンが泣いているーー円谷プロの失敗
講談社現代新書
円谷 英明
2013年6月18日
講談社
924円(税込)
エンタメ・ゲーム / 新書
1960年代から80年代にかけて、多くの子どもたちが夢中になったウルトラシリーズ。ミニチュアや着ぐるみを駆使して、あたかも実写のように見せる独自の特撮技術を有し、日本のみならず世界の映像業界をリードしてきたはずの円谷プロは、なぜ、乗っ取られてしまったのか。(講談社現代新書) 1960年代から80年代にかけて、多くの子どもたちが夢中になったウルトラシリーズ。 ミニチュアや着ぐるみを駆使して、あたかも実写のように見せる独自の特撮技術を有し、 日本のみならず世界の映像業界をリードしてきたはずの円谷プロから、 なぜ、創業者一族は追放されたのか。 「特撮の神様」と呼ばれた円谷英二の孫にして、 「円谷プロ」6代社長でもある円谷英明氏が、 「栄光と迷走の50年」をすべて明かします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー われわれ円谷一族の末裔は、祖父が作った円谷プロの経営を 全うすることができませんでした。 現存する円谷プロとは、役員はおろか、資本(株式)も含め、 いっさいの関わりを断たれています。 これから、約半世紀にわたる円谷プロの歩み、真実の歴史を明かそうと思います。 その中には、今もウルトラマンを愛してくださる皆さんにとって、 あまり知りたくないエピソードも含まれているかもしれません。 成功と失敗、栄光と迷走を繰り返した末に、会社が他人に渡ってしまった背景には、 一族の感情の行き違いや、経営の錯誤がありました。 私も含め、どうしようもない未熟さや不器用さがあったことは否めません。 (「はじめに」より) はじめにー怪獣が身もだえしたわけ 第1章 円谷プロの「不幸」 第2章 テレビから「消えた」理由 第3章 厚かった「海外進出」の壁 第4章 円谷プロ「最大の失敗」 第5章 難敵は「玩具優先主義」 第6章 円谷商法「破綻の恐怖」 第7章 ウルトラマンが泣いている おわりにー祖父・円谷英二が残した日記
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