
「日本人の神」入門 神道の歴史を読み解く
講談社現代新書
島田 裕巳
2016年5月18日
講談社
880円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
人間と宗教の歴史は長く深い。それは国民国家のレベルを超えて「人はどこで何のために生きるのか」という場所性や共同体に関わる問いでもある。日本人にとって、神道と天皇、また皇祖神との繋がりは重要であった。本書のサブタイトルである「神道の歴史を読み解く」は、今だからこそ我々が議論すべき主題である。そのために、古代の「神仏習合」から明治以降「神仏分離」の理解から始めようという現代人必読の入門書である。 はじめに 第一章 場所性をもつ日本の神 一神教との対比 第二章 怖れられた皇祖神・天照大神 第三章 戦慄すべき八幡神 第四章 日本的三位一体 第五章 出雲大社と大国主、そして出雲国造 第六章 神を祀るということ 第七章 人を神に祀る 第八章 日本的一神教 おわりに あとがき
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