図説 金枝篇(上)
講談社学術文庫
ジェームズ.ジョージ・フレーザー / メアリー・ダグラス / サビーヌ・マコーマック / 吉岡 晶子
2011年4月30日
講談社
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
イタリアのネミ村の祭司は、なぜ「聖なる樹」の枝を手にした者と戦い、殺される宿命にあったのか。この謎を解くべく、イギリスのフレーザーは四十年を費やして全十三巻の大著『金枝篇』を著した。世界各地の信仰と習俗を蒐集した民族学の必読書であり、難解さでも知られるこの書を、二人の人類学者が読みやすく編集した「図説・簡約版」の日本語訳。
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たきひろ
(無題)
『金枝篇』第三版をベースに補遺を加えたものを編集したもの。図説とはいってもあまり図は多くなく、普通に簡約版という位置づけに近い。初版とずいぶん違った内容でさまざまな地方の例を挙げている。その中でも中国の天子を神扱いしている部分など気になる点はあるが全体的にわかりやすくまとまっているので理解しやすい。当時の神の概念と今の神の概念の違い、なぜ王は殺されるのか、旧約聖書でアブラハムがイサクを殺そうとするシーンに触れていてこの出来事の裏側などいろいろなことを理解することができた。
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