〈弱さ〉のちから ホスピタブルな光景

講談社学術文庫

鷲田 清一

2014年11月11日

講談社

1,210円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「そこに居てくれること」で救われるのは誰か? ケアにあたるひとが、ケアを必要としているひとに、逆にときにより深くケアされ返す反転が《ホスピタブルな光景》には起きている。看護、ダンスセラピー、グループホーム、小学校、ゲイバーーー。斯界の第一人者が反転の意味を追い、ケアの現場に立つ13人へのフィールドワークをとおしてケア関係の本質に迫った、臨床哲学のこころみ。 旅 へ 袈裟から白衣へ──ピアスをした尼さん お経と詩──サスペンダーをしたお坊さん 学校という場所──サーフィンやってるセンセー 家族の定型はいま……──住宅にこだわる建築家 キャンピィ感覚──二丁目のクロちゃん だれでもなくていられる場所──健康ランドに通う小説家 受け身と多様──「先生」と呼ばれる性感マッサージ嬢 「言葉のメス」に抗って──SP活動に取り組むひとりの女性 からだを信じる──横着で優しいダンスセラピスト 血に染まる──花と刺し違える八十二歳 順調です。──べてるの家 オンリーワン──生徒が生徒を引っぱるスクール めいわくかけて、ありがとう。──「その他の関係」のために

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