国を蹴った男

講談社文庫

伊東 潤

2015年5月15日

講談社

803円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

信玄や信長、秀吉は天下に手を伸ばした名将でありながら、ときに義を忘れ欲から逃れられずに生涯を閉じた。一方で、彼らに翻弄されつつも恩を重んじ、自らの信念を貫き通した者たちがいた。明日なき乱世で、誇り高き牢人、茶人、職人らが命を賭して挑む、それぞれの戦いを活写する。吉川英治文学新人賞受賞作。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

この作者は安心して読める。 歴史物の作者だけども、とにかく「短い」というだけで本来の面白さの2割増くらいで面白いと言いいたくなる。 本作も短編で、どちらかというとうまくいかなかった悲劇側の人たちを取り上げている。 タントル作は今川氏真を取り上げていて、よくこういう人を元にここまで面白い作品を書くものだなと関心させられる。 某外資系IT企業に長くお勤めだったらしくもしかしたらどこかですれ違っていたのかも知れないと思うとそれもまた面白い。 毎回、この作者の作品を読むと、ダラダラ長いだけで面白くもなんとも無い作品を連発している歴史物作家とその編集者に爪の垢を飲ませてやってくれんか、と思う。 特に宮城谷昌光!「風は山河より」を読んで驚いたのだが「資料に女としか無いからこの作品でも女とする」という箇所があって心底驚いた。どこの世界にそんな小説があるねん!同じ対象をこの作者だったら10分の1くらいの長さで10倍面白く書いてくれるだろうと思う。

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