銃とチョコレート

講談社文庫

乙一

2016年7月15日

講談社

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

少年の旅は、甘くてほろ苦い。切なさの魔術師・乙一の快心ミステリ!大富豪の家を狙い財宝を盗み続ける大悪党ゴディバと、国民的ヒーローの名探偵ロイズ対決は世間注目の的。健気で一途な少年リンツが偶然手に入れた地図は事件解決の鍵か!? リンツは憧れの存在・ロイズと冒険の旅にでる。王道の探偵小説の痛快さと、乙一が仕掛ける意外性の面白さを兼ねる傑作、待望の文庫化! 少年の旅は、甘くてほろ苦い。 切なさの魔術師・乙一の快心ミステリ! 作家活動20周年、傑作ついに文庫化。 大富豪の家を狙い財宝を盗み続ける大悪党ゴディバと、国民的ヒーローの名探偵ロイズ対決は世間注目の的。健気で一途な少年リンツが偶然手に入れた地図は事件解決の鍵か!? リンツは憧れの存在・ロイズと冒険の旅にでる。王道の探偵小説の痛快さと、乙一が仕掛ける意外性の面白さを兼ねる傑作、待望の文庫化! この作品を書くすこし前にポーランドへ行く機会があった。アウシュヴィッツ収容所には立ち寄れなかったが、この国の地面で、それがおこなわれたのだとおもいながら石畳をあるいた。旅で感じたことを少年の冒険活劇に重ねようと決めた。作中で詳しく書いてないが、主人公の少年はユダヤ系の移民という設定だ。冒険活劇を書くのは、はじめてのことだった。自分にそんなものが書けるのかどうかもわからなかった。頭の中に想定した読者像は、小学生のころの自分だ。漢字のテストができなくて居残りして、脳に欠陥があるんじゃないかと思い詰めてうなだれている少年の僕にむけてこの本を書いた。-乙一 prologue 1章 2章 3章 4章 epilogue

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書店員レビュー(1)
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長江貴士

書店員

乙一「銃とチョコレート」

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0
2019年12月14日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

可愛い割に怖い表現

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star
4.2 2022年06月17日

大富豪の財宝を盗み続ける大悪党ゴディバ。 彼を追う国民的名探偵ロイズ。   事件解決の鍵となる地図を偶然手に入れて、憧れの探偵と行動をともにすることになった、主人公…  キャラクター名が全部チョコレートの児童書。児童書とは思えないくらい人間の闇過ぎる黒乙一。全ての登場人物に裏があり、気持ちが悪い。  パンという銃声で、一瞬で一人の人生がおわる。1つのチョコレートが口のなかで溶けるよりも早く…  どんでん返しあり。  頭のなかですべての違和感が繋がる。

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