賢帝と逆臣と 康熙帝と三藩の乱

講談社文庫

小前 亮

2017年9月13日

講談社

836円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

北京に都して二十年足らず、後の大清帝国も未だ国定まらずであった時代。聡明な康煕帝は巧みに宮廷を掌握した後、国土南方に独立国家の如く存在する三つの藩廃止を決める。その最大の実力者、呉三桂は叛き大乱が始まる。若き皇帝と年老いた梟雄の心中に去来するものは?清朝繁栄初期を見事に描く中国歴史小説。

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mxa

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年08月15日

世界史の試験で呉三桂と言えば、李自成の乱、山海関の寝返り、ホンタイジ、康熙帝、三藩の乱、尚可喜、耿精忠 それから 鄭成功、鄭経、国姓爺ってキーワードを覚えた記憶がある。そして、三藩の乱は鎮圧され満州族による支配が確立までしか覚えてなかったので、この本を読んでなるほどと納得した。台湾の鄭経はともかく、漢人3人は排除されるのは目に見えているのだから、団結していると思ったが思惑がバラバラだったのは残念。康熙王朝 2001年 全50話 機会があればレンタルしよう

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