中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国

講談社学術文庫

鶴間 和幸

2020年11月12日

講談社

1,760円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

講談社創業100周年企画「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版。第2回配本となる第3巻は、最初の中華帝国といえる秦の始皇帝から前漢・後漢までを扱う。 戦国七雄のうち最も西方に位置する秦が初めて中国を統一、始皇帝が誕生したのは前221年。しかしわずか15年で農民反乱と楚漢の抗争を経て滅亡、劉邦の漢が成立する。新を挟み前漢と後漢の劉氏24代の漢帝国は440年も続く。なぜ始皇帝は乱世の中国統一を実現できたのか、また漢帝国の長期支配を可能にしたのは何か。謎に満ちた古代中国の実像に『史記』『漢書』などの史書と新発見の兵馬俑や大量の竹簡文書、出土資料の解読から肉迫する。項羽と劉邦の対決、民衆蜂起、宦官・官僚・外戚の権力闘争など英雄と梟雄、人々が躍動する歴史の内幕を生き生きと描く力作。〔原本:2004年、講談社刊〕 はじめに『史記』『漢書』を超えて 第1章 ファーストエンペラーの誕生 第2章 皇帝制の成立 第3章 秦楚漢の三国志 第4章 劉氏王朝の誕生 第5章 武帝の時代1 司馬遷の生きた時代 第6章 武帝の時代2 領土拡大 第7章 後宮の窓から見た帝国の行方  第8章 民衆の世紀 第9章 自然災害と内乱の世紀 おわりにー秦漢440年のファーストエンペラーたち

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