江戸川乱子の挑戦

国立探偵

集英社スーパーファンタジー文庫

舞阪洸

1996年6月10日

集英社

502円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

二十一世紀初頭、多様化、凶悪化する犯罪を未然に防ぐため、日本政府は探偵を国家公務員、即ち「国立探偵」として採用する制度を確立。江戸川乱子は、この難関を突破した現役女子高生にして最年少の国立探偵であるー。全国に展開する多摩総合学園の専属となって二件目の事件は、まだバンカラの気風が残る盛岡の男子校。ひとりの転校生によって学生同士が二派に分かれて対立しているという。一乗寺理事長の強い希望で、乱子は詰襟の学生服に身を包み、男として乗り込むことに…。

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