万象の杖(5)

コバルト文庫

前田珠子

1998年7月31日

集英社

460円(税込)

ライトノベル

セディル(カー)は、二日というもの眠っていなかった。腕の中にエーセルがいるからこそ、必死で意識を保っていたのだ。近づきつつある不吉な気配は、セディルの限界が来るのを待っていた。エーセルが目を覚ましたのを見て、セディルの意識は闇に飲みこまれていく。倒れてしまったセディルの頬をエーセルが叩いたその時、ヒュンと風を切る音がして、なにかがエーセルの頬を切り裂いた。

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