炎の蜃気楼(ミラージュ)(26)

コバルト文庫

桑原水菜

1998年10月10日

集英社

523円(税込)

小説・エッセイ / ライトノベル / 文庫

直江が高耶に『事実』を告げる時が来た。ごまかそうとして黙っていたわけではない。これから明かそうとすることが、高耶からどれほどのものを奪うかと思うと、言いだせなかったのだ。「あなたに、魂の終わりが近づいています」容赦ないほどに、冷酷なほどに、直江は事実を語り続ける。間近に迫る魂核爆発死を告げられ、高耶は最後の決断を迫られるが…。

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