平安あや解き草紙 〜その姫、後宮にて宿敵を得る〜

集英社オレンジ文庫 平安あや解き草紙シリーズ

小田 菜摘 / シライシ ユウコ

2020年11月20日

集英社

627円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

いつの時代も、仕事も恋も悩ましい。 宮廷で働く女性の活躍を描いた平安お仕事絵巻、重大局面へ! 皇統の奪還をもくろむ嵩那の叔母・入道の女宮の策略で、伊子と嵩那の関係が父・顕充の知るところとなった。 顕充は十六歳年上の伊子を一途に想う帝と話すという。 だが伊子の懸念はそれだけはなく……。 時は師走。 大晦日から正月にかけて目白押しの儀式に誰もが忙殺されるなか、女宮が参内してくる。 どんなたくらみを秘めているのか警戒する伊子だったが、儀式の最中、帝の目の前で皇統の不当を糾弾する声が家臣から突然上がり、くすぶっていた先帝への不満が爆発したーー。 【目次】 第一話 易きに流される相手と、侮られてはならぬ 第二話 人としての芯さえあれば 第三話 姥桜とて、そう容易く枯れはせぬ

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