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後宮の烏 5
集英社オレンジ文庫
白川 紺子 / 香魚子
2020年12月18日
集英社
682円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高峻は寿雪を救い出すため、もっとも険しい道を選び、進んでいく。この秋、宮中は慶事に沸いた。同じ頃、先の騒動の影響で夜明宮は、ひっそりと静まり返っていた…。烏妃はひとりで在るもの。先態、烏妃の戒めが、寿雪の胸を刺す。だが寿雪は、抱えたものを守り通すため、突きつけられた烏妃としての切ない運命に対峙することを決めてー。激動の第五弾!
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いよいよ初代烏妃の結界を壊す時が来た!寿雪と高峻の関係にも変化が?
いよいよ第5巻。烏妃の謎がだんだん解き明かされていくとともに、益々複雑に絡み合っていく。 前作の騒動で、夜明宮に謹慎している寿雪(ヒロイン)。一方で妃2名が同時に懐妊し、宮中は喜びに湧いている。 高峻(皇帝)は彼女の中に閉じ込められている烏を解き放し、彼女も自由にしてやろうと画策する。 本書でも今まで同様に、烏妃の謎を解くというメインのスジの傍、寿雪を頼ってくる人々の持ち込む話を解決する構成になっている。 そして第5巻では宿敵白雷の力を借り、いよいよ初代烏妃の結界を破る展開になる。 九つの門の結界を破るのには成功したが、初代烏妃によってかけられた呪いによって、歴代の烏妃が蘇り寿雪に襲いかかる。(盛り上がりますなあ) そして、寿雪に取り憑いているのは烏漣娘娘か、それとも初代烏妃なのか?得体の知れないものが寿雪に取り憑いて第5巻は終了。 隠娘には今後どんな役割が振られるのか。 今まではっきりしなかった寿雪と高峻の関係(気持ち)にも変化が? 次作が待たれる。
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ぶんの文
…
歯車が動きだした。 次巻に期待。
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