悪寒

集英社文庫(日本)

伊岡 瞬

2019年8月21日

集英社

979円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。“家の中でトラブルがありました”数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。殺した相手は、本社の常務だったー。単身赴任中に一体何が?絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。

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みんなのレビュー (8)

Readeeユーザー

(無題)

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3.1 2022年06月16日

「憎んでいた上司が殺された。犯人は自分の妻だった」という帯広告。会社員なら誰もが想像するかもしれないシチュエーションに、思わず手がのびました。 話の展開は複雑で面白かったけど、にしても主人公がのろまで、会社に依存するタイプに描かれてて、イライラしました。

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タツヤ

(無題)

-- 2022年05月05日

中年男の鈍感は犯罪、かぁ。 この主人公が、どうしてそうなる?ってことばかりする。 これも自分へのブーメランになるのかと思うと恐ろしい。 女同士の関係ってのも、恐ろしいと思った。 なんでそこまで捻くれるかなぁ。 親切を親切として行い、親切として受け止めることはできなかったのかなぁ。 家族だからこそ、よりできるんじゃないかと思うけど。

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Readeeユーザー

最後まで読む必要あり

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3.1 2021年12月23日

最初から加害者が想定されたが、最後まで読んで真の理由が分かり、つじつまが合う。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.6 2021年08月24日

前半はぐいぐいと引き込まれて読めたけれど結末の予想がなんとなくわかってしまった後半は焦ったくなった。中盤から予想した通りの結末だったからやっぱりね、という感想。サラリーマンの会社での派閥争いに巻き込まれる末端の人事や姉妹の確執、認知症の母親等色々と盛り込まれていて読み応えはあるけれどキャラクター的には主人公の賢一よりも真壁刑事に魅かれたので『痣』を読んでみたい。

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Readeeユーザー

自分が嫌いになる瞬間がある

starstarstarstarstar 5.0 2021年08月13日

心底胸くそ悪い奴が登場し、心が痛くてたまらない。性的描写に嫌悪感をとてつもなく覚えるが、性的興奮も感じてしまう自分がいる。自分って恐い奴なんじゃないかと思ってしまった。

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幸太郎

家族とは何か

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3.5 2020年05月17日

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おおくら ゆきひろ

家族とは何か

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3.5 2020年05月17日

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2020年04月11日

代償には勝てないかな

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