室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君

集英社文庫(日本)

阿部 暁子

2018年1月19日

集英社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

京と吉野に二人の帝が存在した、南北朝の時代。南朝の帝の妹宮・透子は、北朝に寝返った武士・楠木正儀を連れ戻すべく、乳母と二人きり、吉野から京へと乗り込む。京についたとたん人買いに攫われてしまった二人を救ってくれたのは、猿楽師の美少年・世阿弥と、透子たちの宿敵である足利義満で…。世間知らずの姫君が混迷する時代の中で見たものは。瑞々しい筆致で描く書き下ろし時代小説。

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書店員レビュー(1)
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長江貴士

書店員

阿部曉子「室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君」

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2019年12月04日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

かなり面白い!

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4.6 2024年06月23日

フィクションではあるが、太平記以外、あまり取り上げられていないこの時代を興味深く知るきっかけになる。かなり面白いストーリー。 後村上天皇、楠木正成・正行・正儀、細川頼之、足利尊氏・義詮・義満、斯波義将、観阿弥・世阿弥、後醍醐天皇、護良親王、宗良親王、寛成親王=長慶天皇など、この時代の実在の人物が登場するので、歴史を学ぶ際のとっかかりになりそう。

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