龍馬(2(脱藩篇))

集英社文庫

津本陽

2009年9月25日

集英社

817円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

桜田門外で井伊大老が暗殺されるなど、開国に傾いた幕府に対し、尊王攘夷の気運が高まっていた。龍馬は畏友・武市半平太が結成した土佐勤王党に参加。会談した長州の久坂玄瑞などの過激な考え方に違和感を抱く。勤王党の藩執政・吉田東洋暗殺計画を知って煩悶する。捨て石になることも、人を殺めることも自分は納得しがたい。龍馬は脱藩して我が道をゆくことを決断。勝海舟の門を叩くのだった。

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