戦争の世紀を超えて

その場所で語られるべき戦争の記憶がある

集英社文庫

姜尚中 / 森達也

2010年2月24日

集英社

796円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

「森さんは場に感応するタイプです」姜尚中のその一言から、戦争や虐殺の傷跡の残る場所を訪ねての対談は始まった。アウシュビッツ、デンクマール、三十八度線ー人が存在する限りこの世から戦争はなくならないのか。悪夢にも似た重苦しい旅で、二人は何を感じ何を思い、どんな真理に辿り着いたのか。文庫版のために行われたヒロシマでの対談を収録。さらに本文にも大幅に加筆した決定版。

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