地虫鳴く 新選組裏表録

集英社文庫(日本)

木内 昇

2010年2月28日

集英社

1,045円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

走っても走ってもどこにもたどりつけないのかー。土方歳三や近藤勇、沖田総司ら光る才能を持つ新選組隊士がいる一方で、名も無き隊士たちがいる。独創的な思想もなく、弁舌の才も、剣の腕もない。時代の波に乗ることもできず、ただ流されていくだけの自分。陰と割り切って生きるべきなのか…。焦燥、挫折、失意、腹だたしさを抱えながら、光を求めて闇雲に走る男たちの心の葛藤、生きざまを描く。

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みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年11月20日

徹頭徹尾、ひたすら伊東一派(高台寺党)との確執を微に入り細を穿って執拗なまでに描く。新選組の中でも脇役である阿部十郎、尾形俊太郎などといった人物からの視点で描かれているのが斬新といえば斬新といえるが、さまで伊東派との確執にこだわって書く意味があまり理解できない。 文章は読みやすいが、読み終えるのにかなり骨が折れた。

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あめさと

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年07月10日

徹頭徹尾、ひたすら伊東一派(高台寺党)との確執を微に入り細を穿って執拗なまでに描く。新選組の中でも脇役である阿部十郎、尾形俊太郎などといった人物からの視点で描かれているのが斬新といえば斬新といえるが、さまで伊東派との確執にこだわって書く意味があまり理解できない。 文章は読みやすいが、読み終えるのにかなり骨が折れた。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2020年04月07日

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