宵山万華鏡

集英社文庫(日本)

森見 登美彦

2012年6月30日

集英社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

祭りの夜に、何かが起こる。森見ファンタジーの真骨頂! 姉妹の神隠し、学生達の青春群像劇、繰り返される一日からの脱出など、祇園祭の京都を舞台に様々な事件が交錯し、全てが繋がってゆく。万華鏡のように多彩な宵山の姿を楽しめる、連作中篇集。

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長江貴士

書店員

森見登美彦「宵山万華鏡」

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0
2019年12月27日

みんなのレビュー (3)

たか

「宵山万華鏡」 読了

starstarstarstar 4.0 2020年10月17日

京都の祇園祭、宵山の一夜を舞台に摩訶不思議な世界に迷い込む物語。 宵山の鉾や山の華やかさ、夜店と人の雑踏、この祭りと言う非日常の片隅では何が起きていても不思議ではないかもしれない·····。 前半姉妹のふたりの少女が京都の宵山で不思議な体験をする。中盤で異世界と現実が重なり合い、後半ではパラレルワールド、終盤で幻想へとまさに宵山の万華鏡。異世界へといざなう何かに背筋が寒くなる、森見ワールドファンタジー。 祇園祭に足を運んだことは無いが、この本を読んで行ってみたいと思いました。華やかで煌びやかな宵山の鉾、山、駒形提灯、夜店·····是非見てみたいです。でも自分には不思議なことが起こりませんように。

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三日月ロック

万華鏡のような不思議さ

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3.5 2019年11月22日

yamaura

森見節と少しホラー

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3.5 2018年01月08日

宵山の祭を巡る群像劇。 半分はいつもの森見さんらしく、青春と不思議が交わった感じ。残りは少しホラーチックの、最近だと「夜行」のようなスタイル。 登場人物が少しずつ関係し合い、物語の裏側、関係が明かされていくのが非常に心地よかった。

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