王妃の離婚
集英社文庫(日本)
佐藤 賢一
2002年5月22日
集英社
902円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。第121回直木賞受賞の傑作西洋歴史小説。
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古今東西の本棚
(無題)
15世紀終わりのフランス。ルイ12世 は、22年連れ添った妻である王妃と離婚するために裁判を起こした。離婚の焦点は、二人がベッドを共にしたかと言うものだった!この話は史実で、離婚問題の焦点は記録として残っているそうです。本書は、裁判小説としても秀逸で思わず一気に読了してしまいました。
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