![](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/0874/08747875.jpg)
オリガ・モリソヴナの反語法
集英社文庫(日本)
米原 万里
2005年10月31日
集英社
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1960年、チェコのプラハ・ソビエト学校に入った志摩は、舞踊教師オリガ・モリソヴナに魅了された。老女だが踊りは天才的。彼女が濁声で「美の極致!」と叫んだら、それは強烈な罵倒。だが、その行動には謎も多かった。あれから30数年、翻訳者となった志摩はモスクワに赴きオリガの半生を辿る。苛酷なスターリン時代を、伝説の踊子はどう生き抜いたのか。感動の長編小説、待望の文庫化。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(11)
starstarstarstarstar
読みたい
15
未読
7
読書中
0
既読
53
未指定
72
登録しました。
close
![readee logo image](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/readee-app-front-assets/assets/images/web/logo/lg_readee.png)
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
![](https://d.line-scdn.net/r/web/social-plugin/img/common/line_60.png)
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
フィクションだけど
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」が面白く、同じ米原万里さんの作品ということで手に取ってみた。 主人公の志摩が子供時代を過した、プラハ・ソビエト学校。そこで出会ったダンス教師オリガの過去を、大人になった志摩が探っていく物語。 一部事実を交えたフィクションとの事ですが、リアリティがあって物語に惹き込まれてしまった。 過酷な物語に胸が痛む、というより人間のグロテスクな側面に気持ちが悪くなる。 過去にこのような事があった(のだろう)、今も地球の何処かで同じような事があるのだと思うと暗澹とした気分になるが、志摩とカーチャのさっぱりしたやり取りに救われる。 ぜひ読んでほしい一冊。
全部を表示
いいね0件