オリガ・モリソヴナの反語法
集英社文庫(日本)
米原 万里
2005年10月31日
集英社
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1960年、チェコのプラハ・ソビエト学校に入った志摩は、舞踊教師オリガ・モリソヴナに魅了された。老女だが踊りは天才的。彼女が濁声で「美の極致!」と叫んだら、それは強烈な罵倒。だが、その行動には謎も多かった。あれから30数年、翻訳者となった志摩はモスクワに赴きオリガの半生を辿る。苛酷なスターリン時代を、伝説の踊子はどう生き抜いたのか。感動の長編小説、待望の文庫化。
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(無題)
長く読み継がれてほしい一冊である。解説で亀山郁夫教授が書いている最後の一節の通りだ。 s
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