オリガ・モリソヴナの反語法

集英社文庫(日本)

米原 万里

2005年10月31日

集英社

990円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

1960年、チェコのプラハ・ソビエト学校に入った志摩は、舞踊教師オリガ・モリソヴナに魅了された。老女だが踊りは天才的。彼女が濁声で「美の極致!」と叫んだら、それは強烈な罵倒。だが、その行動には謎も多かった。あれから30数年、翻訳者となった志摩はモスクワに赴きオリガの半生を辿る。苛酷なスターリン時代を、伝説の踊子はどう生き抜いたのか。感動の長編小説、待望の文庫化。

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Readeeユーザー

フィクションだけど

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4.5 2024年05月13日

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」が面白く、同じ米原万里さんの作品ということで手に取ってみた。 主人公の志摩が子供時代を過した、プラハ・ソビエト学校。そこで出会ったダンス教師オリガの過去を、大人になった志摩が探っていく物語。 一部事実を交えたフィクションとの事ですが、リアリティがあって物語に惹き込まれてしまった。 過酷な物語に胸が痛む、というより人間のグロテスクな側面に気持ちが悪くなる。 過去にこのような事があった(のだろう)、今も地球の何処かで同じような事があるのだと思うと暗澹とした気分になるが、志摩とカーチャのさっぱりしたやり取りに救われる。 ぜひ読んでほしい一冊。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2018年12月09日

長く読み継がれてほしい一冊である。解説で亀山郁夫教授が書いている最後の一節の通りだ。 s

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