人間失格

集英社文庫

太宰治

1990年11月30日

集英社

363円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「恥の多い生涯を送ってきました」3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながら薬物におぼれていくその姿。「人間失格」はまさに太宰治の自伝であり遺書であった。作品完成の1か月後、彼は自らの命を断つ。

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みんなのレビュー (4)

Tojo Hiroyuki

この本の表紙は何とかならんのかな。

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3.5 2022年02月23日

面白い。 巻末の鑑賞に娘の文章が載っている。 この感想は自分にも近い。 太宰治は40にならず死んでいるのか。

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なべしょ

人間、失格

starstarstarstarstar 5.0 2021年05月14日

他人の顔色を伺って、相手に怒られないように相手の顔色を常に伺って、人間に怯えて過ごしてきた葉造。今日までの自分と重なってる部分が本当に多かった。

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トンカツ

感想

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4.5 2020年04月21日

自分の中の自分と他人の中の自分が解離しすぎてて苦しむ主人公の気持ちに共感を覚えました。 苦しいときに何度も読み返したい一冊です。

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