
ばらばら死体の夜
桜庭一樹
2011年5月31日
集英社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
2009年、秋。翌年6月から施行の改正貸金業法がもたらすのは、借金からの救済か、破滅かー四十過ぎの翻訳家、吉野解は貧乏学生の頃に下宿していた神保町の古書店「泪亭」の二階で謎の美女、白井沙漠と出会う。裕福な家庭に育った妻とは正反対の魅力に強く惹かれ、粗末な部屋で何度も体を重ねる。しかし、沙漠が解に借金を申し込んだことから「悲劇」の幕があがるー。
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