青少年のための小説入門

久保寺 健彦

2018年8月24日

集英社

1,815円(税込)

小説・エッセイ

「すげえの書いて、デビューしようぜ」 落ちこぼれヤンキーといじめられっ子中学生が、小説界に殴り込み!? 小説家を目指すデコボココンビの奮闘を描く、渾身の青春長編小説。 小説家となった入江一真のもとに、一枚の葉書が届く。とぎれとぎれの汚い字で「インチキじゃなかったぜ」とだけ書かれたその手紙は、もう20年ほど会っていない「元相棒」から送られてきたものだったーー。 いじめられっ子だった中学時代の一真は、万引きを強要された現場でヤンキーの田口登と出会った。登は一真の境遇を聞くと、いじめをやめさせる代わりに、一真に「小説の朗読をしてくれないか」、と意外な提案を持ち掛ける。 登はディスレクシアで文字の読み書きができない。しかし一度聞いた物語は一言一句忘れない特技があり、頭の中に湧き出すストーリーを生かして作家になることを目指していた。 はじめはイヤイヤながら朗読のために通っていた一真だったが、名作小説をふたりで一緒に読むうち、いつしか「面白い小説を作る」という目標に向かって、興奮と共にぐんぐんのめりこみはじめる。しかし次々に難題が表れて……。 熱い友情と挫折を描く、渾身の青春物語。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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2020年01月16日

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