マザー・テレサCEO

驚くべきリーダーシップの原則

ルーマ・ボース / ルー・ファウスト

2012年4月30日

集英社

1,320円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会

■前文より マザー・テレサには愛があって、方法論がありました。 人を助けるためにもマネージメント力なのです。それを行動で示しています。 二〇一二年の日本では、これまでにも増してマネージメント力が求められることになるでしょう。 復興のためには行政にも、ボランティアにも、その力がさらに必要となるはずです。あらゆるフィールド、あらゆるレベルで求められるでしょう。 マネージメントというワードは、もはやビジネスの世界だけの言葉ではないのです。『マザー・テレサCEO』という本は、そのことも教えてくれています。貴重なことを示唆する、ちょっと変わった「ビジネス本」なのです。(本田直之氏・前文より抜粋) ■内容紹介 100カ国以上で活動を行い、4000人が情熱をもってフルタイムで働き、100万人以上のボランティアが参加している。 世界でもっともよく知られたブランドのひとつであり、何百億ドルもの資産を運用、活用している。 それはアップル? それはコカ・コーラ? それはディズニー?  答えはマザー・テレサなのです。 キリスト教の聖人として、ノーベル平和賞受賞者として、世界中で知られるマザー・テレサは「貧しい人びとのなかのもっとも貧しい人びとのために働く」というビジョンから出発し、偉業をなしとげました。 その秘密がマザー・テレサの卓越したマネージメント力であることを、アメリカのビジネス界で活躍するふたりの著者は発見したのです。 著者のひとりルーマ・ボースはインドを訪れ、マザー・テレサのもとでボランティアに参加したことがあります。 その経験も踏まえて、8つの「マザー・テレサの原則」が導き出されました。 「簡潔なビジョンを力強く伝えろ」「天使に会うためなら悪魔とも取引しろ」「がまん強くチャンスを待て」「疑うことを恐れるな」「規律を楽しめ」「相手が理解できる言葉でコミュニケーションしろ」「底辺にも目配りしろ」「沈黙の力を使え」。これらの原則はビジネスはもちろん、何かをはじめるときに、誰もが応用できるものになのです。 ■プロフィール ルーマ・ボース Ruma Bose 起業家、投資家、アドバイザー。『マザー・テレサCEO』出版時は、ホメオパシー関連商品やビタミン剤を販売するスプレーオロジー社の社長兼共同CEO。1992〜93年、インドのカルカッタ(現コルカタ)で「神の愛の宣教者会」のボランティアとしてマザー・テレサと奉仕活動を行う。現在も積極的に慈善活動に取り組み、多くの非営利組織に参加。 ルー・ファウスト Lou Faust 実業界で30年以上の経験をもつビジネスマン、アドバイザー。そのうち10年をソロモン・ブラザーズに勤務し、ウォール街や東京で過ごす。マネージングディレクターなどを務めた。『マザー・テレサCEO』出版時はエッジ・キャピタル・パートナーズLLCの共同創業者、共同経営者。大きく成長しようとする企業に経営戦略のアドバイスを行っている。 本田直之 Naoyuki Honda レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO。シティバンクなど外資系企業を経て、レバレッジマネージメントのアドバイスを行う。東京とハワイを拠点としたデュアルライフを送る。『レバレッジ・シンキング』『レバレッジ・マネジメント』をはじめ、近著『ノマドライフ』『レバレッジ英語勉強法』『自由な人生のために20代でやっておくべきこと』など著書多数。

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