あぶさん(4)

母子酒

ビッグ コミックス

水島 新司

1974年11月5日

小学館

533円(税込)

漫画(コミック)

酔いどれの代打屋・あぶさんを通し、悲喜こもごもの人生を描く巨篇! ▼第1話/アル中仁義▼第2話/小さな名コーチ▼第3話/魔法薬▼第4話/背番号190▼第5話/ひょうたん▼第6話/I LOVE サチ子▼第7話/酒位打者▼第8話/懐かしい背中▼第9話/母子酒 ●登場人物/景浦安武(通称あぶさん。南海ホークスの代打専門打者)、桂木虎次郎(大衆酒場・大虎の主人でタイガースファン)、サチ子(虎次郎の娘) ●あらすじ/ふとしたきっかけで一人の酔っ払いと酒を酌み交わしたあぶは、翌日の試合で酒を忘れてしまい、いまひとつ調子が出ない。あぶのふがいなさに観客席から物が投げ込まれるが、その中には酒ビンがまざっていた(第1話)。▼カコの同級生、哲矢は大のプロ野球ファン。そこであぶはカコと哲矢を近鉄戦に招待するが、野村監督はあぶを代打ではなく、守備固めに起用した。慣れない球場でのプレイにあぶはとまどうが、外野席には隠れた名コーチがいた(第2話)。 ●本巻の特徴/第4巻では、プロ野球とは直接かかわりのない人々が大きく取り上げられている。そのため、単なる野球漫画では終わらない、この作品ならではの面白みが堪能できる。

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