夜行

森見 登美彦

2016年10月25日

小学館

1,540円(税込)

小説・エッセイ

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作! 「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」 【編集担当からのおすすめ情報】 春風の花を散らすと見る夢は さめても胸の騒ぐなりけり ーー西行法師

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

0
2020年01月16日

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

(無題)

2025年08月25日

『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『きつねのはなし』代表作すべてのエッセンスを昇華させた、森見ワールド最新作!旅先で出会う謎の連作絵画「夜行」。この十年、僕らは誰ひとり彼女を忘れられなかった。

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yamaura

百鬼夜行

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3.5 2017年08月17日

怖いわ 森見登美彦のファンですが、本作はいつものコメディタッチではなく、怪談、ホラー小説です。怖い。でも面白い。

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