
112日間のママ
清水 健
2016年2月8日
小学館
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
「涙で読めない」と書店員さんの声が続々 「夜中の3時だった。僕はもう見ていられなかった。 もうこれは無理だ。奈緒の夫として、奈緒はもうこんなに苦しまなくていい。 そして、息子の父親として、ママのこの姿はもう見せたくない。 もう、十分に頑張った。頑張ったから奈緒は・・・ 僕は先生を呼んだ」 番組のスタイリストとしてサポートしてくれていた奈緒さんとの結婚から、妊娠中の乳がん発覚、その後の出産、闘病、そして最後の日々までが、悲しみと悔恨を込めて驚くほど克明に記されています。 当たり前の日常が失われていくリアルな記述に「涙で何度も中断した」「自分も妻にちゃんと向き合おうと思った」といった声が数多く寄せられています。 【編集担当からのおすすめ情報】 病気と闘っていく夫妻の関係から別れまでが克明に記された本書は、清水さんから奈緒さんへのラブレターでもあります。 夫を支えようとし続けた奈緒さんのすごさ。 妻の「思い」を守っていこうとする清水さんの切なさ。 誰もが涙し、自分の大事な人との関係を、もう一度考えさせられます。
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