辺城浪子(1)

小学館文庫

古竜 / 岡崎由美

1999年7月31日

小学館

701円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

天は黄沙に連なり、黄沙は天に連なる荒野の辺城に面妖な浪子たちがたむろしていた。いずれ劣らぬ凶状持ちのなかで、風沙に転がされて萎れた菊を胸に挿した葉開は、ひとりの男に目を奪われた。黒ずくめの衣装に漆黒の刀剣を身につけた剣客。だが、その名は傅紅雪といって、「俺が死んだら棺を買え」とありあまる宿代をはずんだ。殺気を秘めて、そんな荒くれたちが武芸猛者の砦『関東万馬堂』に招かれた夜、殺戮の嵐が始まった。酷薄な古龍節が流れる、チャイニーズ・ウエスタン。

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