町工場世界を超える技術報告

小学館文庫

小関智弘

1999年9月30日

小学館

523円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

「最終的にものを創りあげるのは人の手だ」筆者はそう語る。どんなに科学技術が発達しようとも、研ぎ澄まされた職人の技を超えることはできないのだ。そして、日本の町工場には、その職人の技が生き続けている。未曾有の平成大不況の中、多くの町工場が倒産しているが、職人技を武器にどっこいしたたかに生き延びている町工場も少なくない。ある歌人は、職人を『太き指の神々』と呼ぶ。産業構造が大きく変わろうとしている日本で、彼らの挑戦は続いている。

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